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“積立投資~全世界vs米国 投資の考え方”

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みなさんこんにちは
もうすぐリタイヤ50 代
ツキノワです

このブログでは50代からのハッピーロード(経済的自由への道)の歩き方を模索している方に
参考になる記事をお届けしたいという想いで作成しています

“全世界株式か米国株式で迷っています“

との質問をいただきましたので

今回は

“積立投資 ~全世界vs米国 投資の考え方”

というテーマで解説します

僕の結論です

積立NISAに最適な銘柄は以下の3本です
いずれも米国株式一択のファンドです
どれを選んでいただいてもほぼ同じ結果となります

候補1 eMAXIS slim米国株式(S&P500)
候補2 SBI・V・S&P500
候補3 楽天・全米株式インデックスファンド

商品選びで全世界株式か米国株式かで迷っているという方の参考になれば幸いです

それではよろしくお願いします。

積立NISA対象商品は約200本もある

その中でも信託報酬が安く、純資産額が大きいものは主に以下の4本です

・eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
・楽天全米株式インデックスファンド
・S BI・V・S&P500インデックスファンド
・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

全世界株式と米国株式の中でも特に人気の4本です

僕の積立NISAに対する考えをお伝えします

  • 管理しやすいように投資先は一つに絞る
  • 上記4ファンドなら一つの商品で充分に分散投資が出来ている
  • バランス型ファンドに投資する必要はない
  • 債券は一括投資では必要ですが積立投資では不要
  • 積立投資は平均点を意識する

積立投資で後悔してしまう時というのは投資を始めて数年経ってから分かるものです

“あのファンドを積み立てておけば良かった”

“債券や不動産なんて要らなかった”

“日本株の割合が多すぎた”

とかです

積立NISA は 老後の大切な資金になるので確実に平均点を狙いに行きます

アクティブファンドを積み立てて平均以上のリターンを狙いに行く必要はありません

どうしても平均以上のリターンを狙うのであれば“特定口座“で行いましょう

積立NISAは老後資金の主軸です

失敗が許されないからこそインデックスファンドで平均点を目指します

この考え方は確定型拠出年金(iDeCo等)にも言えます

積立投資において何故債権やバランス型商品が不要なのか

積立投資でお金が増える要因は価格変動率です

よく下がってよく上がるからこそお金が増えるのです

先進国債券や国内債券はこの6~7年近く価格が上がっていません

積立投資は価格変動率を利用した投資法なので価格が横這いでは全く増えません

一方株式は上下によく動くから怖いという意見をよく聞きます

しかし積立投資は価格変動率を時間分散しているので株式1本だけでも怖くありません

高い変動率を時間分散しているからこそバランス型商品の様にわざわざ商品を分散させなくても良いのです

先進国債券のリターンの60%のうち為替差益が占める割合が大体20%くらいあります

つまり純粋に債券から得たリターンは10年間で40%くらいしかありません

これからの10年で今までのように40%稼げるかというと現在の最終利回りは0.6%くらいですのでかなり厳しいと想います

話を株式積立投資に戻します

全世界株式は代表的なものとして

eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
楽天全世界株式インデックスファンド(VT)
SBI全世界株式インデックスファンド(雪だるま)

がありますがこれらは値動きの方向や騰落率は殆ど同じです

この中から1つ選ぶとしたら信託報酬が一番安くて純資産額が一番多い
MAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)でしょう

参考までに先進国株式についても見ておきましょう

先進国株式の代表的なものとして

eMAXIS Slim先進国株式
ニッセイ外国株式インデックスファンド
たわらノーロード先進国株式

があります

この3本もほぼ同じ動きをするので信託報酬も純資産額も比べられない程です

なのでもし先進国株式に積立投資を考えるなら応援したい運用会社の商品を選ぶと良いかなと想います

最後に米国型株式3本です

eMAXIS slim米国株式(S&P500)
SBI・V・S&P500
楽天・全米株式インデックスファンド

全米株式インデックスファンドとS&P500の違いは投資している銘柄数です

全米株式は中小型株式にも投資しているので全銘柄数は3700を超えます

一方S&P500は名前の通り約500銘柄に投資しています

2020年11月から2021年3月まで大型株式より小型株式の方がよく上がっていました

その結果全米株式の方がS&P500より若干良くなっています

しかし年単位の長期で見てみると全米株式とS&P500の成績はほぼ一致します

なので上記の米国株式型のであればどれを選んでもほぼ同じ結果になります

ここで少し企業型確定型拠出年金について触れておきます

企業型確定型拠出年金には全世界株式や全米株式(S&P500)と言ったわりと新しい商品がない(積立出来ない)ケースがあったりします

そのような場合は歴史のあるニッセイ外国株式インデックスを選ぶと良いでしょう

この商品は多くの企業で採用されているので全米株式や全米株式が買えない時に変わりとしてニッセイ外国株式インデックスを積み立てて行くのが良いでしょう

ここまでで積立NISA対象が200本も在る中でもし積み立てるならより最適な商品はどれなのか

今回のメインの話です

解説します

全世界株式VS 先進国株式VS 全米株式VS S&P500

2008年8月を100として2020年8月までを比較してみましょう

運用成績は

全世界株式が180%
進国株式が190%
全米株式が324%
S&P500が314%

でした

全米株式とS&P500の成績が全世界株式と先進国株式を圧倒しています

このパフォーマンスだけを見てしまうと積み立てるなら全米株式かS&P500が良いと感じる筈です
僕もその通りだと想います

しかし投資先を米国一択にしてしまって良いのだろうかと言う不安も出て来ると想います

米国一択=ヨーロッパやアジアへの投資を捨てることになってしまいます

ここで考えてみて欲しいのですが

全世界株式と先進国株式の内訳(投資先比率)で米国が占める割合はどれくらいあると想いますか?

答えは
全世界株式が57%
先進国株式が71%

です

結局のところ全世界株式も先進国株式も中身は米国に依存してしまっている訳です

では機関投資家はどの様な運用をしているのでしょうか

気になりますよね

世界第二位のノルウェー年金機構の運用金額は138兆円です

このうち70%の101兆円が株式投資
債券投資は25%で34兆円
不動産は2~3%で3兆円

国別の投資先を見ると

米国42%
日本8%
中国5%
インド1%

機関投資家に倣った投資がしたいとすれば

eMAXIS slim全世界株式(オールカントリー)

が良いでしょう投資比率がよく似ています

つまり機関投資家と同じ様な運用結果が期待できると想います

では全世界株式と先進国株式ではどうでしょう

全世界株式と先進国株式の違いは

日本・中国・台湾が入っているかいないかです

もし全世界株式か先進国株式のどちらが良いかと聞かれたら

僕は全世界株式が良いと答えています

中国はGDPランキング世界第二位で日本は第三位です

なので投資先に日本・中国・台湾はいないよりいた方が良いかなと想います

ここまでいろいろ比較してきましたが

積立NISA対象商品の中で総合的に見てベストな商品はどれか

まとめとして僕の出した答えは

eMAXIS slim米国株式(S&P500)
SBI・V・S&P500
楽天・全米株式インデックスファンド

です

こう言うと感の鋭い方は

“米国株式一択では不安”という問題はどうなったのか?

と想われるはずです

それをこれから解決していきます

不安の正体は“米国以外の国の成長を捨ててしまっても良いのか?”という迷いだと想います

しかし実のところ米国一択でも他国の成長をしっかり取り込むことが出来ます

例えばグーグル、アップル、フェイスブック、マイクロソフト

この4社の売り上げの半分が米国外からの収入です

アマゾン1/3が米国外からの収入です

またS&P500に採用されている企業の昨年の売上高の約30%は米国外からの収入です

つまり米国株式1本に絞っても中身の企業が欧州やアジアの成長をしっかり取り込んでくれます

これはあくまで僕の個人的な考えですが全世界株式を選んで地域分散させるより米国株式1本でこれまでのパフォーマンス重視で商品選択をした方が良いのではないかと想います

賛否両論あるかと想いますが皆さんの商品選びの参考になれば嬉しいです

というわけで今回は

“積立投資 ~全世界vs米国 投資の考え方”

というお話しをさせていただきました

あなたの資産運用の参考になれば幸いです

一歩踏み出してみてみましょう

行動すれば成功か大成功しかありません

この記事との出逢いがあなたに役立つ物になれば嬉しいです

ぜひ楽しみながらやってみて下さい

小さな一歩が大きな成長に繋がります

このブログではモヤモヤして彷徨う50代の方に向けて同世代の人間として人生のハッピーロードを歩いて行ける情報をお伝えしたいという想いで書いています

最後まで読んでいただきありがとうございます

それでは次回またお逢いしましょう

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